AKEEYO/AKY-610Lを買ってみた
今まで自転車用ドラレコを色々探してきた中で、自転車で使用可能&そこそこ実用的に使えそうと思ったのが、
AKEEYOのAKY-610L ドライブレコーダー
画像はAKEEYO公式オンラインストア | ドライブレコーダー ミラー型 前後2カメラより
と、カイホウジャパンのKH-BDR100
の2つでした。
が、あちこちのサイトやレビューを見たりメーカーに問い合わせたところ、
KH-BDR100は電源オンオフや撮影開始に毎回後ろのキャップを開閉しなければならず、充電しながら撮影も防水を維持しながらは出来ない……らしい(?)というクチコミがあり、一方AKY-610Lは防水充電ケーブル等も同梱されているものの、中国系のお約束か有事の際のサポート体制に不安がありまして。求める機能に比較的近いAKY-610Lについてメーカーに問い合わせても、「問合せ受付けました&社内確認中」メールは来るものの、その後回答が来ることはありませんでしたとさ。これはメーカーサポートは無いものと思えって事だと。
発注&開封!
メーカーサポートはそもそも期待しない事にしてAKY-610Lをメーカーサイトから注文してみました。
メールの問い合わせには回答来ないのに、注文商品は2日で届いたYO!
しかもメーカーサイトから頼んだのにAmazon便で届いたヨ!!
さらに雨が降ろうって時に屋根の無い玄関前に素のダンボール置いていこうとかテメェふざけてんのかゴルァ!!……って言いたいところでしたがちゃんと再配達されたので良しとしよう。うん。
で、開けてみるとこんな感じだなも。
開けると、
中身はこの手のカメラにありがちなアタッチメントてんこ盛りです。多分大半は使わない奴。
そしてサイズ感はこんな。
上からAKY-610L、VOLT800、RN1500の順。大体VOLT400&800やRN1500よりちょっと小さいサイズです。
装着!
付属のアタッチメントで自転車に着けるとこんな感じ。
カメラ本体にインチネジの付いたブラケットを装着し、それをハンドルバーに付けた取付マウントに……ってめんどくせぇわ! それに上側に嵩張るし。
俺たち自転車乗りにはもっと高性能な味方がいるじゃないですか。
ゆるふわーくすのCATEYEブラケット変換アダプター(丸型汎用)がな!!
これさえあれば、いつでも取り外し可能かつ純正マウントより軽量化が可能なのです。多分。何グラム軽くなってるかは知らんけど。
そして変換アダプター装着!
これで取り外しが超簡単に!!
さらにAKY-610Lを選んだ理由は防水USB充電ケーブルがある事なので、これでモバイルバッテリーに繋いでみて、
これをチャリにつけるとこうなります。
今回は適当なハンドルバッグにモババを入れてますが、防水のトップチューブバッグとかに入れれば雨の日も安心な感じで良いんじゃないですかね。
ちなみに防水USB充電ケーブルは1.2mとなっていますが多分プラグ込みの長さ。ケーブル部分(細いところ)だけだと1.15m位でした。
あと着けてる時に思いついたけど、リアカメラとしても有りかもしれない。
ドラレコ としては?
スペック
画素数&フレームレート 1080P・27.5fps
水平画角 120°
防水防塵 IP65相当
ループ録画 可能
電源 5V1A
内蔵バッテリー リチウムポリマー電池680mAh
録画時間目安 550分/64GB、250分/32GB
(以上、取扱説明書より転記)
防水防塵の「相当」が気になる……。
あとドラレコモードでループ録画した場合、カード容量の70%がループ録画のデータ、29%が緊急録画データ、1%が静止画に使われるそうなので、ループ録画の保存に全容量を使える訳ではないっぽいです。
ちなみに緊急録画でもカード容量の29%を使い切ると古い緊急録画データから上書き保存されるとのこと。意味あんのかソレ……。
ドラレコ本体に記録媒体は無く、microSDカードを入れるようになっています。説明書によると64GBまで対応ということですが、とりあえず手持ちの32GBのmicroSDカードを差しまして。
本体バッテリーについて
ドラレコ本体にバッテリーはありますが、基本外部電源から給電する仕様。ドラレコ本体のバッテリー容量は説明書によると680mAhとのこと(←?)ですが、実際にどれだけ保つのかは試してみた方が早いということで、バッテリーが終わるまでドラレコモードで連続撮影してみます。録画時間は録画開始時間〜最後の録画データから判定。
とりあえず測ってみると、
○1回目 23:37→01:18(薄暗い部屋で放ったらかし)約1時間40分
○2回目 14:18→15:58(昼間の窓辺で放ったらかし)約1時間40分
……と、本体バッテリー単体での録画時間は約1時間40分という事に。当初思ってたより長持ちしてるな……。ちなみにトータルのデータ量は7.16GB(2回目)でした。
スポーツバイクで走る時に使うドラレコとしてはちょっと短いですかね。
外部バッテリーについて
本体バッテリーだけでは録画時間に不安があるので、ロングライド時の常時録画を確保するためにモバイルバッテリーを繋げます。ドラレコ説明書によると外部給電は5V1Aとなっているので、大体のモバイルバッテリーが使えると思われ。
モバイルバッテリー使用時の必要電力量&メモリー容量とか確認したいところですが、それは次回。
データサイズ
1ファイル(3分間)のデータサイズは、昼間の録画で約210〜220MBでした。
よって1時間の録画のためには約4400MB=約4.3GB必要ということに。
ということは24時間撮るには4.3×24=約104GB分のメモリーがあれば足りるという事でオケ?
(SDカードの使えない領域を考えると104÷0.7=約150GB必要?……とかについては後日確認しまっす。)
撮ってみた
ここに動画は載せられないみたいなのですが、YouTuberではないので取り敢えず「撮った画像をiPhoneXRで再生したスクショ」を載せてみます。
交差点ではこんな感じ。
対向車線の路駐とか、
追い越していった車とか、
まあ事故に巻き込まれても何が起きたのかは判るでしょう。
昼間は車のナンバーもまあまあ読み取れます。
ダメなところ
とりあえずちょっと使ってみて発覚したイマイチな所ですが、
充電してるのかわからん。
充電インジケータがカメラ後端の蓋の中(常時録画用防水USB充電ケーブルを着けると見えなくなるところ)にあるので、モバイルバッテリーに繋いで使用してる時にちゃんと充電出来てるのかがわかりません。
WiFi接続が訳わからん。
設定とかデータ確認は専用のスマホアプリとWiFi接続して行うのですが、どうも外部電源と接続中=充電中しか出来ないっぽいです。
USB充電ケーブルを繋ぐ→WiFi接続を確立→アプリ稼働、の順だと繋がりますが、それ以外だと大体アプリがカメラを見つけられないようです。
そんなこんなで
欠点もありますが、自転車用のドラレコとしてはアリじゃないかと思います。
という訳で、ロングライド記録の必要メモリー容量とかループ録画に使えるカード容量の内訳とかリアカメラとしての可能性とかは次回!